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  • hokuyohyokoyama

風呂上がりの浴室「カビ対策」に冷水?お湯?どちらが正解?

皆様こんにちは!


急に冷えたり暖かくなったりと、体調を崩しやすい時期ですので


十分にお気を付け下さい!(^^)!



さて本日は


風呂上がりの「カビ対策」で


浴室全体に

「冷水」をかけるのが正解?

「温水」をかけるのが正解?


この2つの意見に分かれていますので


今回はどちらが正解かをお話します(^^)/



そもそもカビが発生する原因

まずはカビが発生する条件をご理解下さい。


1・タンパク質、脂質などの栄養素がある(皮脂など)

2・室温が20~30℃

3・湿度が80%に保たれている

4.水分や酵素がある







お風呂のカビの種類

お風呂のカビの種類は大きく分けて3つのタイプに分類されます。


「黒カビ」

黒カビはお風呂で見かけるカビの代表的なカビです。

床や壁、洗面器、バスチェアなどいたるところに発生する上に、

根を張ってしまうと落とすのが難しくなる、やっかいなカビです。

黒カビの胞子は喘息などのアレルギー症状を誘発する原因となるため、

早めに対処しましょう。


「赤カビ」

赤カビは実のところカビではなく「ロドトルラ」という酵母菌の1種です。

シャンプーボトルの裏などに付くピンク色のヌメリ汚れが赤カビの正体です。

人体に害はありませんが、繁殖スピードが速く、黒カビの栄養源となります。

ヌルヌルとして見た目にもよくないので、見つけたらすぐに洗い流しましょう。


「青カビ」

は家具などに付く緑色のカビで、強烈な臭いが特徴です。

お風呂ではあまり見かけませんが、カビ臭さを感じる場合は壁や床に青カビが発生している可能性があります。








お風呂上がりの対策は「冷水」「温水」どちら?

以前まではお風呂上がりのカビ対策として、


浴室全体に「冷水」が正解と言われておりましたが…


最新の科学的根拠によれば「温水」が正解のようです。


簡単に説明しますと、


「冷水」をかけた場合は、室温は確かに下がりますが、


低温のため残った水分が蒸発しにくく、水分が長時間の残ってしまうために


結果カビが繁殖しやすくなるとの事です。


冷水をかけた後にふき取りをすると効果的なのですが、冷水の場合は


温水に比べて拭き取れない水分がどうしても長時間残ります。



「温水」の場合


確かに一時的に浴室内の室温と湿度が上がります。


冷水と同様に拭き上げると、温度が高いため一気に乾燥も進みます。


必ず換気扇は付けっぱなしにするのも条件ですし、


浴室に窓がある場合は、一時的に窓を開けて蒸気を逃がしてください。


ただし!


注意! 浴室の窓は長時間開けるのは逆効果です!

屋外に飛んでいるカビの胞子等が浴室内に入ってくる可能性があるため。



以上、カビ対策には入浴後に「温水」をかけ


換気をしながら拭き上げる! が正解でした。






換気

換気扇は基本24時間365日付けっぱなしにすることをお勧めします。


風呂場の換気扇は風呂場だけではなく、


宅内のお部屋全体にも影響がある場合も多いので切らないほうが


衛生環境上よいと思います。


換気扇から異音、故障などありましたら即交換をしてくださいませ。






様々なカビ対策があります、


皆様なりにいろいろと試してみるのも良いかと思います。


お家の形状や条件により方法が異なる場合もありますので(^^)/




それではまた来週( ^^) _U~~







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