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  • hokuyohyokoyama

キャンパーが考える震災の備え

皆様こんにちは(^^)/


生活道路がまだまだ除排雪が進まず、私の車も悲鳴をあげております。


先日はフロントタイヤ周りのタイヤハウスが取れてしまい、


前後のバンパーもズレが発生し、この悪路で車がボロボロです…


ところで、


先日深夜の地震は地味に長かったですね~


札幌は震度2程度でしたが、数年前のブラックアウトを思い出しました。


寝ててお気づきにならなかった方もいらっしゃるかとは思いますが、


私はちょうどウトウトとしていたタイミングで、直ぐに飛び起きました!




そこで本日のブログは、

自称ベテランキャンパーが考える震災の備え!

について書きますね('◇')ゞ


私はキャンプ歴は10年程度ですが、いつも防災を意識して道具を集めております。


キャンプはファミリーでも、グループでも、一人のソロキャンプも楽しんでいます。


胆振東部地震の時もキャンプ道具がフル活用しましたので、経験をもとにお話しします。




灯と電力を確保

胆振東部地震でのブラックアウト(全道停電)時は皆様はどうされてましたか?


停電時の灯は2種類必要です。


1・懐中電灯スタイル→探し物や道を歩く時に役立ちます。

2・ランタンスタイル→室内の広範囲を長時間照らすのに最適です。


乾電池式と充電式は考えて購入してください。


1・乾電池→電池が切れたら新しい電池に入れ替える必要があり、

      乾電池のストックも様々な種類が必要になる。


2・充電式→充電が無くなれば使えなくなるが、モバイルバッテリーや

      ポータブル電源、またソーラーパネル充電で長期間対応可能。





私のおすすめは、

懐中電灯(受電式)とLEDランタン(充電式)とポータブルソーラーパネル

の3点セットです。


晴れた日ですと、ソーラーパネルだけでスマホ2台とランタンを7時間程度で満充電

に出来ます。


曇っていても1日分程度なら充電可能です。





飲料水の備え

飲料水は最低でも3日分、7日分あるとゆとりをもって使えます。


1人1日2リットルとしてご家族分を確保してください。


ペットボトルの水の賞味期限を確認しながらの保管が必要ですが、


古いものから使って、常に新しい水になるように管理してください。



生活用水の備え

これは飲料水ではなく、主にトイレや食器洗い、洗濯等に使います。


よくあるパターンでは、使ったお風呂のお湯を抜かずに常に溜めておく事ですが、


小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。


実際に小さなお子様がお風呂場で遊んで溺死するケースも多々ありますし、


お風呂場は常に湿気で傷みやすくなります。


ですので、生活用水を使わないスタイルに切り替える方が楽かもしれません。



トイレ→簡易トイレ

食器洗い→食器にラップ等をかぶせて使う

選択→数日程度は我慢


防災で最大の課題とも言われている「トイレ」は備えが無ければ本当に困りますので


これを機に探してみて下さい。 


様々なスタイルの簡易トイレがありますので。








食材の備え

食料の備えは有るに越したことはありません。

長期保存が出来る代表的なものを紹介しますね。


1・缶詰

2・乾麺(ラーメン、パスタ、蕎麦など)

3・米

4・ふりかけ、のりなどのご飯のお供

5・レトルト(カレーや丼ものなど)


停電時、冷蔵庫は半日程度はもちますが、その後はクーラーボックスに


移動させれば、更に1~3日もちますのでクーラーボックスは必須になります。






調理器具の備え

オール電化のご家庭は調理もできなくなりますので、


カセットコンロの用意が必要です。


最近は2000円台から新品が売られていますので、合わせてカセットガス


も最低でも3本、余裕をもって6本あったほうが安心です。


カセットガスは阪神淡路大震災前まではメーカーによりジョイント部分の規格が


バラバラで、持っているカセットコンロに合わないガス管があったりしましたが、


阪神淡路大震災のあとに規格の見直しがされて、どのメーカーでも使えるように


ガス管の形状が統一化されました。


カセットガスは安いもので3本270円程度でも売ってますし、100円ショップでも


売られているので入手しやすい燃料になります。







暖房の備え

冬の停電では暖房の準備が必要になります。


電源がいらない、もしは乾電池だけで稼働するタイプの暖房機が必要ですよね。


1・灯油タイプ

  灯油タンク(ポリ)での保管が必要




2・カセットガスタイプ

  調理にも使いまわしがききますが、暖房では1缶で約2時間半しかもたないので

  調理用とは別に大量のカセットガス管の保管が必要



いずれのタイプも一酸化炭素中毒対策で一定間隔での換気が必要です。


心配な方は「一酸化炭素チェッカー」を用意してみて下さい。







ガソリン(車の燃料)

当然のことですが、停電時はガソリンスタンドも停電のため給油が出来なくなります。


ですので下記の2点の準備が必要になります。リッ


1・自動車の燃料は常に満タンにしておく事

2・ガソリン用携行缶に燃料を備蓄しておく



我が家では携行缶に常に20リットルの備蓄をしており、半年ごとに備蓄分を使い


新しい燃料を備蓄しております。






避難に関する備え

普段からご家族との決め事が必要になります。


携帯もネットもメールも使えなくなっても困らないようにするための決め事です。


・被災時の待ち合わせ場所を最低2か所、出来れば3か所決めておく。

・各曜日で家族全員の予定をおおむね把握しておく。

・決めた待ち合わせ場所に伝言を残せるようにメモ用紙やペンを備えておく。

・近所の避難場所を確認

・避難備品(自宅にいられなくなった場合、最低3日分の下着と明かりとヘルメット

      ラジオなどをリュクなどにまとめておく)




停電中にやってはいけない事

残念な事に、災害ではなく被災生活中に亡くなられる方もいらっしゃいます。


下記の行為は危険ですので行わないで下さい。


1・室内でエンジンをまわす。

  発電機などを家屋内で回すと、建物内に一気に「一酸化炭素」が充満します。

  あっという間に致死量に達するため絶対にやってはいけないNG行為です。


2・室内で燃料暖房をつけるときは必ず定期的に換気をすること。


3・家屋内で炭を起こす(一酸化炭素中毒)


4・停電中の外出時には必ず自宅のブレーカーを落として出かける事。

  停電が回復した時に様々な家電製品などが一気に動き出します。

  つけっぱなしのドライヤーや電気ストーブ、調理家電など火災の原因になります。







防災に関する備えは考えたらきりがないのですが、


大きく2つに分けて考えればよろしいおと思います。


1・被災するも自宅で待機が可能な状態にあるときの備え


2・被災し自宅にいられない状態になり、避難所に行く場合の準備


上記の内容に春夏秋冬ごとに準備を替えていけば問題ないかと思います。



最近は100円ショップでも防災グッツが豊富に揃えられております。


低予算で色々な物を揃えられるので便利ですよ(^^)/





前回の胆振東部地震の時のブラックアウトでは、我が家では快適に過ごせたと思います。


冷蔵庫の食材も全てクーラーボックスに保存し、LEDランタンも複数個あり、


モバイルバッテリーとソーラーパネルがあったので、携帯とラジオと明かりには


困りませんでした。


仮に自宅にいられない状態になっても、目の前の公園にて大型テントを張り


テント生活も出来る状態になっていたのでそんなに心配はしてませんでした。




いつ来るのかわからない大地震に皆様もぜひ備えをしてみて下さい。


キャンプをされる方であればおおむね揃っている物が多いかと思います。




先日の仙台沖の地震が前震の場合、これから本震が来るかもしれませんし。


北海道にも沢山の断層があると言われております。



ご家族の身を守る為、ご自身の身を守る為に…


転ばぬ先の杖ですね('◇')ゞ





来週末からは最高気温が10°近くになります!


まん延防止も21日で終わることになり、


少しだけ羽を伸ばしてみたいと思います。



それではまた来週( ^^) _U~~






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