皆様こんにちは!
本日の札幌は段々と風が強くなり、今夜からかなり荒れそうです!
不要不急の外出は避けましょう(^^)/
さて
本日は「地震」と「お風呂」についてお話します。
ご存じの通り先週、福島沖で大きな地震がありました。
マグニチュード7.1 最大震度6強
札幌でも震度2程度揺れましたよね(';')
地震対策で「お風呂には常に水を貯めておく」と言うお話を聞きます。
断水になった場合のトイレに使うお水や、洗濯に使うためになど…
私、自称防災マニアでして、その私から見ると…
地震対策のために
お風呂に水を貯めておくのは
あまりお勧めしません。

と言うか幾つかの条件付きであれば大丈夫だと思います。
お勧めしない理由は3つ!
1・小さなお子様の溺死事故が多い
2・一晩で細菌が数千倍に
3・断水するほどの地震であれば、揺れで貯めてある水は1/3程度に減る
(スロッシング現象)
一つ一つ解説しますと…
1・小さなお子様の溺死事故が多い
厚生労働省でも「小さい子どもがいる家庭では浴槽に水をためない」とはっきり
明記されています。
と言うのも、ご自宅のお風呂で起こる小さなお子様の犠牲が年々増えております。
子供は水遊びが大好きです!
覗き込んだ時に誤って転落し事故に至るケースが少なくいようです。
対策:お風呂場のカギをかけておくことが重要となります。

2・一晩で細菌が数千倍に
横浜市水道局によれば、一晩置いた浴槽の水の細菌は数千倍にもなるとの事(';')
1ミリリットルあたりの細菌数は100万!
真夏では200万近くまで増殖していたそうです。
よって、毎日お風呂の水を貯めておくとあっという間にお風呂の痛みが進んでしまい
耐久年数が来る前にリフォームとなります。
私たちにとってはリフォームが増えるとありがたいですが…
風呂の痛みの最大の原因は「カビ」です。
とても洗濯に使えるレベルの水質ではありませんのでご注意下さい。
対策:過炭酸ナトリウムや塩素をいれて、細菌対策をしてからの利用が重要です。

3・断水するほどの地震であれば、揺れで貯めてある水は1/3程度に減る
(スロッシング現象)
先日の福島沖の地震時の映像がネット上にたくさん上がってますが、
その中でも入浴中の映像もいくつかあり見てみましたが、
震度5~6程度の揺れで湯船のお湯は大きくうねり、かなりの量が溢れている
様子がわかりました。
断水するレベルの揺れであれば、貯めた水は半分以下に減るのは想像出来ます。
様々なリスクを抱えた上で、地震時の対策として貯めた水も、いざとなったら
あまり残っていないのは悲しいですよね(+_+)
対策:風呂ふた等で溢れを低減させる

以上3つの要素には十分に気を付けて備えてくださいませ。
近いうちに最低限の防災備品についてお話しますね(^^)/
我が家では自分で言うのもなんですが
完璧な防災備品を揃えております…
といいますか、防災備品と言いながらほとんどは私の趣味の
「キャンプ」に使う物ですけどね(^^)/
今は空前のキャンプブーム!
キャンプ用品は災害時にかなり役にたちますよ('ω')ノ
それでは今日明日は十分に気を付けてお出かけ下さいませ。
また来週( ^^) _U~~
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